コロナの終息を待たずに山には人が戻ってきました。コロナ禍でアウトドアが見直され新たな登山者層が生まれるとともに足が遠のいていた登山者も早くに戻ってきたように感じます。しかし、山小屋などコロナですっかり運営形態が変わってしまい小屋泊まりを足掛かりにしたアルプスの縦走は今までのようにはいきません。休暇を取って予約するのではなく小屋が予約できる日に休暇を取るというあべこべの手順になってしまいました。時間はかかってもコロナ以前に戻ってほしいものです。
昨日山へ行った。八ヶ岳の白駒池という有名な池から気の向くまま歩こうと思い特に終着点を決めず、いわゆる登るべき山頂を決めずに向かった。メルヘン街道だったかな、気持ちのいい山道ロードを登っていくと白駒池の駐車場に行き当たる。東京は30度超だがここは10度台、朝半そで1枚では大分涼しい。白駒池への入り口にはジュラシックパークのようなゲートがそびえたちここが名だたる観光地であることがわかる。
白駒池の湖畔には山荘があり、朝日が水面に映える美しい景色を愛でながら朝食を楽しんでいる人たちがいる。朝食にありつけないこちらの人はあちらの人たちを羨ましく思いながら歩を進める。
ゴロゴロ石の山道を登っていくと高見石小屋に出た。さらにゴロゴロ石を登ると景色の開けた石の広場。正面には天狗岳。その天狗岳は多くの登山者が山頂を埋めている。人気の山である。
さらにその先、夏沢峠に着いた。2つの小屋は営業しておらず、人の賑やかさもない寂しい峠である。小屋が営業してないせいか想像とは異なる静かな峠。今日はここまでにして白駒池に戻る。
高見石からの下りは夏休みに入ったこともあり、子供連れの家族とすれ違った。小学生低学年、はたまた幼稚園ほどの子供連れもあり、その様子から元気を補給しながら終着点へ。なんと駐車場はほぼ満車。
今回は登山と観光名所の2つの顔を味わった八ヶ岳。その魅力はまだまだ味わい尽くせてないようである。
6月に梅雨が明けたものの近頃はまた梅雨のようなぐずついた天気が続きまるで梅雨が戻ったよう。山登りも直前まで天気予報とにらめっこしながら行くか中止か迷っている。ここのところ2度あえて出かけたが、天候がすぐれず景色に救われないひたすら登る山となり何となくすっきりしない。
しかし、山の夏は短い、9月には短い秋がひそひそと次の季節にバトンを渡そうとし、あわよくば10月の声の前には雪をもたらす。7月、8月、9月中ごろ、このほんの短い期間に山好きは汗をふきふき登ってくる。ところが山の宿はコロナ対策のため定員を絞りまた予約が必須となり、コロナ以前のように気楽には登れなくなった。山の宿は限られており今や山小屋は下界の有名観光地以上に超予約の取りづらい施設に変身してしまった。昨今は登る山を決めて宿を予約するのではなく、泊まれる宿を予約してから登る山を決めるという主従が逆転したような話もあるようである。第何次かの山ブームに水を差さないかと少し心配しているが、すぐに改善するのは相手が疫病であるだけに難しいようだ。
今年もテントを背負って山に行くつもりである。これから天候を見据えてどこからどこえ、地図と首っ引きで歩く山を探そうと思う。そのために先日テントに空いた穴を塞いだ。
2022春合宿に際して
2022年4月も終わり。いよいよ春合宿(お泊り遠出山行)が近づいてきました。今年もコロナ対策で宿泊者の数を制限した山小屋の予約が苦労するだろうという予測と、雪が多かった今冬を想定して残雪を考慮した計画としました。がしかし、場所によってはまだ予約のとれそうなところはあります(徳沢ロッジは連休中一杯になりました)。また、山も今冬積雪が多かった割には雪が非常に少ないようです。普段だと冬コースを歩く場所も、今年は夏道の残雪上に登山道を作っていたり、雨で雪が解けてしまうので登山道を変更したりと小屋の方も大忙しのようです。
雪が少ないおかげで上高地は雪がありません。徳沢も雪がなく、むしろ雨の水たまりが心配な状況です。蝶が岳の頂上は雪がほとんどないようですが、登山道は雪が残っているようなので冬装備です。登山道の状況は新しい情報があればアップデートします。
連休の後半は天気が良いようです。まずは一安心。
最後の投稿から大分時間が経ってしまいました。元来のさぼり癖が居座ってしまったようです。
さぼっている間、世の中の動きは急速です。オミクロン株、大国の小国に対する蹂躙、虐殺、直視できないような惨劇、心臓をえぐるような悲劇。時代認識を覆す現実の出来事とは思えない殺戮と破壊。支援の意味を込めて名称のバックを変えました。
GWが近づき冬シーズンも終わりとなり、春山登山の到来。今年は3年ぶりに春合宿の復活です。しかし、小屋はコロナ対策のため人数を絞った予約となっており従来通りとはいきません。感染症の特別対策が必要なくなるまではこの状況が続くのだと思います。しかし、山に登る人は減るどころか増えているような気配を感じます。密にならないアウトドア、キャンプは今大人気のようですが、登山も運動不足の解消と相まって人気のアクティビティなのだと思います。あんぺいじに新しく入会する方はおりますが、山の人気に比例するように次々とという訳にはいきません。魅力がないのか、興味がないのか、発信力が弱いのか、それらすべてか。三つ目は自覚しているので今後改善していく所存です。
それでは。
このフォーラム、読んでいる人がいるのだろうかと書く前から徒労感を感じ、それでも自分の備忘録と言い聞かせだらだらと続けている。
高山は既に冬に突入しそれらの山々で営んでいる山小屋は続々と閉まってきている。昨年から始まった山小屋のコロナ対策、今年は提供する方も利用する方も勝手を理解し遣り取りがスムーズになってきたような気がする。小屋に入るときはマスク、入り口で消毒。感染症は根絶されない限りゼロにはならないのでもうしばらくこの状態が続くのではないかと想像される。ワクチン接種も増えてきているので人が密集する場所以外ではコロナ以前の状態になるのだろうし、すでに今年登山中にマスクしている人は少数だった。小屋の宿泊が値上げになったのは登山する方は痛いが対策の費用、減少した宿泊者で収入を補う山小屋の懐を思うと理解できる。同時にテント泊も値上げでこちらは今までの2倍になった(ところが多い)。テント数を制限している小屋もあるので致し方がないが連泊となるとどんどんと増えていくので懐には響く。コロナの中でも営業している山小屋へのエールと思ってはいるがコロナが収束したら値下げになるのだろうか。
今年も冬山のシーズン到来。どこへ行こうか、山と天気と体力とやる気と相談しながら考えよう。
緊急事態宣言が解除されましたが、ここのところ週末に天気が崩れる日があり会の山行も中止が続いています。コロナワクチンの接種も行き渡りつつあり、今まで自粛だった山へやっと行けそうな環境になったところで出鼻をくじかれた思いです。昨日は寒気の南下で北、また中部山岳でも初雪が観測され秋を通り越して初冬の天候でした。時期的には高山では降雪もある季節になってきたということでしょう。
山の季節の訪れは寒い時期は早く暑い時期は遅い(高いだけにあたりまえか)だけに登山最適期間は短い、その上天候不順が続くと最適期の週末山に登れる日は年間何日あるのだろうか。無雪期に連泊で山に登るとなると、長く休める(休みを取りやすい)お盆か、休みがうまく続くシルバーウィークが候補となる。したがってそこは登山者が大挙するためどの山域も混雑する。山といえども混雑は行楽地と変わらないということ。自然の法則。
久しぶりの投稿です。今はもう秋~ コロナいる秋ー~。
月日が進むのは早いもので季節は秋となり高い山では紅葉も終盤を迎え、麓へ向かってその前線が下りてきているこの頃です。下界では季節外れの気温が高い日が続いていますが、山は季節に応じた装いをまとい始めている様子です。
この夏いくつかの山へ登ってきました。山小屋のマスク、消毒と宿泊に当たっての予約という取り組みは山小屋関係者はもちろん、登山客もあらたなエチケットとして受け入れているように感じます。山小屋の宿泊者数に制限があるためかテント場はどこも盛況でした。やはり登山ヤはあの手この手で登ってきているのでしょう。宿泊が無理なら日帰りコースでなんとか、何年かぶりにテントで、山小屋に余裕のありそうな日に登るなど。シーズンを外した人の少ない山もいいですが、そうして登ってきた人たちのいる活気にあふれた山には元気をもらえます。コロナ対策を講じた登山が浸透してきている表れでしょうか。Withコロナの時代、しばらくはこの状況が続くように思います。
そろそろ山小屋も終了の季節となります。また来年。これからも季節に応じた話題(関係ない話題もおおいですが)をもう少し頻度多く提供していきたいと思っています。
梅雨入りしました。今日も時折雨が降る梅雨特有のどんより天気で気分も、部屋も、布団も湿気っぽい1日でした。今年の夏の天気はどうなるのでしょうか。昨年に続き山小屋、テントは人数制限の上、予約制がほとんどなので宿泊が必要な山域はかつてのように自由に行ける場所ではなくなっています。しかし、コロナの影響で密にならないアウトドア活動は大盛況です。キャンプ場やBBQ場も予約が必要なところがほとんどで、人気の場所、エリアの休日、連休は満席です。自然環境の中で楽しめることが改めて見直されコロナ禍が収まってもこの傾向は続くものと思います。もちろん制限は緩和されるので多くの人が楽しめるようになると思います。
どの山も以前のように来る人拒まずの環境になって欲しいと切に願います。
一つ前の投稿で2021-2022年度の山行計画の掲載について語っていますが、今年度の山行計画は事情が少し複雑なようです。
今年度も新型コロナの影響で営業しない山小屋があり、営業しても昨年同様感染対策を講じ、宿泊者にも求めた上で宿泊数を定員の半数かそれ以下にしているところがほとんど(全てかな)です。昨年は行動に対する自粛ムードから登山自粛、小屋泊での感染への懸念、感染防止対策等の理由で小屋泊を避ける雰囲気がありましたが、対策の結果小屋の安全が確保できたという実績になりました。そうなると今年は、昨年自粛で登らなかった人たちも山を目指し、小屋泊りを計画している人達の営業している小屋への予約が殺到します。既に7月の連休(オリンピック連休)、お盆休みが予約で埋まってしまっている小屋もあります。今、連休絡めて小屋泊の計画を立てても既に人気の山系では成立しません。テント泊も予約が必要なサイトが増えていますので事情は同じです。
従いまして宿泊を伴う山行は変更になることがほぼ確実です。国民の内接種対象者全員へのワクチン接種が済めば事情は変わってくると想定されますが、接種率1桁%の日本はいつになることか。
本日6月8日、既に日中の気温は30度。関東地方は未だ梅雨入りしていませんが夏の足音がそこまで聞こえてきます。今年はどこに登り、登れるのか。
昨日、今日で2021-2022年度の山行予定を掲載。昨年、今年と緊急事態宣言で軒並み山行が中止となり、また公民館も閉鎖状態で例会もないため、例年のように山行予定を募る場もなく今年の山行どうなるのかと思っていたらやはり幹部の方々はステルスのごとく静かにやってました(大島さん感謝です)。コロナのうさを晴らすようなアグレッシブな計画が展開されています。ワクチンの接種対象の方は逐次受けていただき、なまくらかえった体を鍛え直していただき準備万端整えてみんなで山へいきましょう。
先日の山。ついつい「ついてねえなー」と呟きたくなる道中でした。まず、しょっぱなから外す。登山口を間違える。きちんと地図を確認せず「感」で向かった先は案の定違う登山口に向かっている様子。改めて地図を確認し、来た道を戻り出発した駐車場を通り過ぎるとほどなく本来の登山口の標識。標識に従って登るとすぐに舗装路に出て、それを辿って進むが林道のようで車の往来はない。前方に先行者。しばらく進むともう一人の先行が身支度を整え先を歩き始める。3人が一定の距離のまま進む。
橋を渡ると舗装路が終わり、その先の沢に沿った登山道らしき道に赤布が下がっている。その道はすぐに沢の石を上がって沢にまっすぐ入っていく様子。先行者がその石に上がるのに難儀していると2番手が難なく切り抜け先を行く。追いついた私が2番手で続く。沢の左岸を進むとすぐに行き詰まり徒渉できるところを探して右岸に、また左岸にと見るからに滑りそうな沢を進む。が、しかし、沢にはいってから、そしてこの先を見渡しても赤い目印はどこにも見えない。そこではたと気が付く(既に遅い)ここが登山道の訳がない。地図は沢に沿った道となっているがここは沢そのもの。3人で登山道に戻ろうと左右の山を見上げると右岸の上方に赤いものが見え、まずはそれを目指して急な山肌をずるずるすべりながら登っていくことに。しかし、行きついたそれは赤く鮮やかな花。どこぞの山の中腹にいるらしいがここまで来ると降りることはできず登るしかない。山肌を観察しているとかすかな踏み跡が尾根の方に続いており、そのあるかないかの跡を滑りながらたどっていくとほどなく尾根に出た。地図とにらめっこし、尾根を下って行くと沢の入り口付近に出そうなので尾根通しを外さないよう下って行くとほどなく橋の手前に出た。もう一回やり直し。何のことはない赤布が続く沢の入り口のすぐ左に登山道は直角に折れて登っている。
それからは順調に登っていく。急な登りを終えると峠に出る。少し雲が出ているが天気は安定していて、そこし強めの風は火照った体に気持ちがいい。ここからは次の峠までいくつかの頂上を経由して稜線を進んでいく。峠を出発して振り返ると峠の先に続く稜線がきれいに見えており、写真に収めようとズボンの携帯を入れたポケットに手を添えると「ない」。ズボンの腿にあるポケットのファスナーがワイドオープン。登山道をにらみながら走って峠に戻る。携帯は、休んでいたベンチの足元に静かに横たわっていた。安堵の表情でそれを拾い上げた姿を見ていた登山者が「よかったね」とねぎらいの言葉をかけてくれた。
先の峠に着き、そこからほどないこの日の目的の山に登る(よく登山道付けたなと思うような超急な道)。
下山は沢沿いの道を、跨ぐ程度の徒渉を繰り返しながら進み、途中から林道になる。しかし、この林道がまた長い。なんども「まだーっ」と心で叫びながら歩く。が、当然、いつかは終わる。すると今度は一般道。強い日差しが暑いのと若干の登り道をよたよたと駐車場まで戻る。そしてこの日の山行は終わった。
本日(5月12日)より緊急事態宣言が5月末まで延長されました。会主催の山行も宣言が解除になるまでは中止です。仕方がありません。今は辛抱しましょう。
しかし、今年の山は人を惑わす非常に難しい状況にありました。3月は暖かい日が多く高い山では雪が融けが進み、夏道が出ているところもあり、このまま行けばGWは雪が大分すくないと思っていた矢先でした。雪、吹雪となり各所で遭難がありました。山の天候を改めて思い知らされたGWでした。
しかし、コロナ自粛で思うことの一つは(思うことはここで書けないことも含めてたくさんありますが)山に登山者がいなくなると山小屋の経営にも支障をきたすということです。昨年より関係者は対策に悩み、苦慮している状況が伝えられております。新型コロナの防止設備を設置した上で人数も制限しているため非常に厳しい経営環境。今年は宿泊代、テント代も値上がりしておりますがこの環境では仕方ない措置かと思います。山小屋が立ち行かなくなると、山小屋の経営を生業としている人たちの生活に影響があるということ。登山者の我儘な視点から言うと、登山道の整備をしているのは山小屋の方たちで、そちらに手が回らなくなるということです。
暖かい、時に暑い季節となり絶好の山シーズンとなりました。今年も昨年同様声高に「山へ」とは聞こえてきませんが流石にむずむずする時期です。今年の夏は晴れて大手を振って、しかしコロナ対策は怠りなく、山へ行けることを信じてどこへ行こうか地図とにらめっこしながらバーチャル登山を楽しみましょう。
今日、3月14日は昨日の雨をもたらした低気圧に伴う冬型の気圧配置で強い風が吹いていましたが、南風を呼び込んで日中は暖かでした。狭山公園からは昨日の雨と強い風のおかげで富士山がくっきりと見えてました。標高の高いところは雪だったようで富士山も白さが増し、奥多摩の山々も白がまだらに塗られ春の声と過ぎゆく冬の共演を見せてました。次第に山も春の装いとなり心待ちにしていた人はコロナを意識しながらも徐々に山へと向かうのでしょうか。
乗鞍では雪崩がおき登山者が巻き込まれたというニュースも入ってます。昨日の雪が影響しているようです。これから高山は難しい時期に入っていきます。気を付けましょう。
今日で2月が終わります。5月のような暖かな日もありましたがやはり寒い2月でした。年末からの日本海側の大雪はやはり2月も間欠的に続き彼の地の方は苦労されていることと思い気の毒に感じます。寒さと共に冬関東地方は乾燥するため例年指先のひび割れに悩まされており、今年もカサカサの手に気がつくと割れ目が発生していることがしばしば。花粉も飛び始め幸い症状は重くはないものの花粉症を患っており目の痒さと鼻のムズムズとそれが引き起こすくしゃみがこれも例年通り訪れております。それに加え2月の頭にはぎっくり腰が突如舞い降り2日ほど腰を曲げていないと歩けない日が続きました。重いものを持つ時、急激な動きなどぎっくり腰防止のために意識する動きはあるものの、今回は台所の流しで布巾を絞った瞬間に腰がズレる例の感覚と、その直後に痛みで真っ直ぐに立っていられず床に四つん這いになる。しかし単に四つん這いになっただけでは痛みが取れるわけではなく体の位置が決まるまでうめきながらもがく、という側から見るといい大人がはいはいしているような様子。経験なさった方には理解していただけると思います。こうなるとぎっくり腰は防ぎようがないと感じた日々でした。
体の不調の話をしたくて書き始めたわけではないのですが、つらつらと書いていたらいつものごとく読むに耐えない話題でここまで来てしまいました。
山関連のブログ、記事を見ていると結構な人が山に登っているようです。昨年の緊急事態宣言の時は多くの方が登山を自粛したようですが、今回は前回のような自粛ムードは感じられず、勿論自粛されている方もいると思いますが、コロナを意識をしながらも山に登っている様子が伺えます。今のシーズンは山人口も夏場に比べると少ないのでさほど密にならないとの事情もあるのでしょう。
ワクチンの接種が始まりました。今年中に順番が回ってくれば御の字、いや来年中に回ってくれば早い方なのかもしれないとも思っております。暫くはマスクは外出のお共。登山用のマスクも手を替え品を替え色々と出てくるのでしょう。(もうあるか。)
それではまた次の機会に。ここのところ寒暖の差が出てきたのでお体には気を付けて。今風邪を引くと非常に厄介なので。
緊急事態宣言が予想通り延長されました。予定通り2月7日に解除されると思っていたのは宣言したご本人だけ、いやそのご本人も思ってはいないけど気合いで言ってしまった、日本人特有の精神論が全面に出た故のいわゆる失言だけど、あの方達は相当のことがないと撤回しないから結果的に「延長」という事態(想定通りの)になりました。撤回と言えば今巷間から非難轟々の女性蔑視発言。この方も以前より問題発言の主。それを言ったら相手がどう思うか、それを言う適切な場所なのか、もっと想像力を働かせましょう。
今日はとても暖かな日でした。予報によると明日はもっと暖かくなるようなので出かけたくなる気分です。今年の冬はどか雪、コロナでいつもの年のように雪をいただいた山へはなかなかいけません。どか雪だと登山口までのアクセスが思うように行かないことがあります。運よく近くに車が止められても登山口まで猛ラッセル、登山口に着く前に時間切れということもあり、遥か遠くにあるであろう山を前にさようならということもよくある話。しかもコロナがそれに輪をかけて行動に規制をかけ、思うように行かない今年の冬となりました。アイゼン、ピッケルが暇を持て余しており何とかビシビシと鍛えたいのですが、上記の理由に加えて今年は諸般の事情で車が未だにノーマルタイヤということもあり雪のある山へ踏み出せないという情けない背景が実は山へ行けない、行かない一番の言い訳です。
今回もつらつらとどうでもいいことを連ねてきました。それでは皆さんどうぞご自愛ください。
世界中が新型コロナに沈んでいる時(場所によっては沈んでいない所もあるようですが)世界第2位の高峰K2の冬季初登頂が成功したというニュースが入ってきました。8000メートル級の山で登られていないシーズンがあるとは驚きでした。K2といえば高校生の頃、もう40年以上前になりますが、登頂の記録映画を見た記憶があります。タイトルも映画の中身も覚えていませんが。
今年はコロナの蔓延と緊急事態宣言発出で登山の手鼻が挫かれてしまい、今の様子だとこの先も予断を許さない様子です。深刻さは昨年3月、4月の状況を凌ぐように思いますが世間の空気は楽観が支配しているようです。くれぐれも体には気を付けて過ごしてください。
こういう時は遠出してリスクに身をさらすのではなく、近場の山、丘に登って体力を温存しましょう。東村山には八国山という山(?)があります。人もいません(と思います)。気分転換も兼ねていくには手頃です。お金もかからないし(人によっては少しかかります)。
一昨日20cmの鍋を買いました。これで野菜たっぷりのラーメンを作ったところなかなか美味しく、なぜか冷めにくくいつまでも温かい。税込1024円、いい買い物をしたと感心至極。今まで使っていた(まだ使いますが)鍋は口が狭いのでインスタントラーメンの角が鍋の縁に当たって入り切らず、麺が柔らかくなってお湯に浸るのを待っていました。それでも出来上がりに問題があったわけではないのですが、以前からなんとなく気になっていたのをスーパーにいるときにふと思い出し衝動買い(気に入ったものを見つけた時の衝動買いではなく)でした。
つらつらと山とは関係無いことを思いつくまま、山の会の貴重な資産に書きつけてきました。皆さんもご自由に書き込んでください。どこかの大統領のように(あと数日でただの人になります)嘘、罵詈雑言、中傷でなければお好きにどうぞ。それではまた近いうちに。
再び緊急事態宣言が発出されました。凄まじい勢いで感染者が増加しており山行をゆっくり楽しめる環境ではなくなりました。日本海側はドカ雪で自然環境もとても冬山を楽しめる環境ではないようです。
しばらくは体力が落ちないように体を動かしながら大人しくしてましょう。
今日は12月30日。2020年の暮れももいよいよ押し迫ってきました。皆さんコロナの勢いが増しているこの年末いかがお過ごしでしょうか。新年を山で過ごそうという方、明日から日本海側は大荒れになるそうなので十分に気をつけてください。あんぺいじにはこの季節、天候を無視する無謀な方はいないとは思いますが。
今年はコロナで御多分に漏れず登山界、あんぺいじも打撃を受けましたが、夏場の天候不順もあり登山には逆風の一年でした。今の様子では来年すぐに状況が好転する兆しは感じられず、しばらくは方々に気を使いながらの登山になりそうです。それでもそれは受け入れざるを得ないので、コロナ対策を当たり前として来年も楽しく山へ登りましょう。
それでは良いお年をお過ごしください。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。コロナとともに今までとはちょっと違う登山を楽しんでいることと思います。あのうだるような暑さが去り、ここのところめっきり寒くなりました。標高のある山では例年より遅い紅葉が始まっているようです。9月の4連休は天候に恵まれ行楽地は多くの人で賑わったようで、山もどこも人たくさんの登山者で盛況だったのではないかと想像します。今年は山小屋は予約制かつ定員の半分、場所によってはテントも予約という事情もあり高山を目指していた人の中には近場の手ごろな山に変更した人もいるでしょう。
これからは1年で山が最もきれいに色づく季節です。紅葉を追いかけて高い山から高度を下げながらあちらこちらの山に登っても良いのではないでしょうか。コロナ対策を忘れずに。
しかし、ここのところ山に登っていてマスクをして、あるいは口元を覆って登っている人が自粛が明けた直後に比べると減ったと感じます。やはりアウトドアでオープンな環境は密になりにくいし、オープンということは完全換気(?)の状態なので感染の恐れは低いということなのでしょう。雲取山で集団感染なんて話はないですし(今のところ)。しかし、行きかえりの交通機関、山小屋に入るときはマスクはマストなので忘れずに。
大きな台風が吸収をかすめ、地域に被害を与えて去っていきました。いまだ暑い日が続くものの来週からは酷暑も和らぐとの予報です。
9月の連休が近づき秋が近づく山を楽しみにしている方も多いと想像します。ただ、天気が安定しないのは気がかりです。
コロナ禍の登山の様式が徐々に決まりつつあるです。予約制で密を避けた小屋泊、テント場もところにより予約制、小屋内はマスク着用、消毒剤持参など今まで思いもよらなかった行動が求められてます。しばらくはこれが登山の新様式になるのでしょう。人との関わりが必然的に発生する場所での所作は新たなルールに従って。しかし、自然との関わりでは変わることはないはずです。自然は四季に応じて変わらぬ変化を見せます。山は何も変わらずそこに鎮座してます。山頂への道のりは相変わらず険しく、道中に咲く花々は季節の移ろいに可憐に姿を換え、山頂では周囲を見渡す絶景に舌鼓を打つ。
山は逃げないけど待ってもいます。新ルールを守りながら、山の懐に抱かれましょう。